米国滞在間、英語の重要性を再認識(当たり前だが)し、帰国後も英語の勉強を続けている。日本人としては英語は「できる」部類に入るはずだが、実際に向こうで生活をし、仕事をするとなるとかなり怪しいのが実情である。子供は英語能力維持のために専門の塾に通わせているのだが、やまちゃんの仕事は基本的にドメスティックなものなので、一度帰国してしまうと英語ができてもほとんど役に立つことはない。 仕事で普段役に立たず、かつ、普段の生活で英語を使わないので、どんどん英語力は落ちてくる。悪いことに、「落ちている」ことにすら気づかなくなるのだ。 能力維持のためには「英語で文章(本)を読むこと」「話すこと」と言われる。英語で読むために「Kindle」を使って洋書を読むようにしている。理想は毎日1時間だが、とにかくモチベーションを維持することがそもそも難しい。通勤時間は毎日往復で2時間近くあるのでやろうと思えば毎日続けることができる。 「話す」ことはさらにハードルが高い。そもそもやまちゃんの下手な英語に毎日付き合ってくれる英語話者が身近にいれば可能だが、そんなわけはない。 「レアジョブ」というスカイプを利用してフィリピン人の講師との会話がせいぜいである。これですら毎日続けるにはハードルがあり、会員になっているにも関わらず、11月20日以来、レッスンをしていないことに気づいた。 一昨日、久しぶりにレッスンをとった。毎月8会で4500円くらいのコースであり、割高なプランだ。毎日コースにすれば6500円くらいということで悩ましいが、そもそも8回のプランですら溜まりに溜まり、なかなか消化しきれていない。反省することが多い。今日は朝からレッスンを申し込んでみた。日曜日にできなくていつできるのだということだ。昼からもワンレッスン入れてみた。やるしかない。
米国REITファンドに投資をしている。REITは通常の株式とは異なった方向で価格が動き、かつ、配当収入も普通株よりも多いのが魅力(4〜5%)である。事実、昨年ヴァンガードのREITファンドに投資を開始して以来、全体のポートフォリオの安定に寄与してくれていたし、配当収入もかなり魅力的だった。 しかし、昨年末から価格を大幅に下げている。色々調べてみると、米国の利上げに影響されているという。不動産業を運営するためには銀行からの借り入れで行う事業もあるため、借り入れの利率が上がればREIT運営会社のパフォーマンスに悪影響を及ぼすためというのが理由の一つ。 二つ目には、ほとんどノーリスクの債券の利率が上がるということは、価格変動のリスクを取るREITの魅力が相対的に薄れることとなるというもの。 昨日の米国市場の下落はリーマンショック以来の規模という。最近特にREITの下落が激しかったため、別のETFを利益確定してREITファンドを押し目買いしたが、その後さらに下落してしまった。 底値で買えるとは思っていないし、短期で利益を出すつもりでもないので問題ないのだが、悔しい限り。ただ、4%を超える配当は魅力であり、十分に分散されているファンドであることを踏まえれば、長期的視野で結果を待つつもりである。 この機会に改めて"A Random Walk Down Wall Street" を読み返した。